信託支援の作法 財務なくして法務なし 法務なくして財務なし
財務は血流であり、法務は筋骨である。
この相互存在がわかると一気に視野が広がります。
家族信託支援の作法もこの点クリアにしていれば役に立ち、そうでないと危ういものです。
絶対的な全体は神のみぞしることで、まずは知りうる限りで全体を知ろう、絶対誤解があるからそれを乗り越えたい、という謙虚な心持ちが、専門家には肝心です。
さて、家族信託支援の場合、最初に確認すべきは現在地。
現在地の構成要素は
①家族の状況
②財産・収支の状況
③感情のデータ
④将来一定時期の理想の姿への想い
です。
この現在地の座標をまず確定する。そこからすべてが始まります。つづく