受益者連続信託のカンセイ
後継遺贈型受益者連続信託は、
高いニーズを持っているのですが、
今日は注意点について触れてみたいと思います。
まず、連続先が複数になるケース。
補充が複雑になりますから、避けたいスキームです。
次に、具体的な名前のない連続先。
委託者の法定相続人、など。
いると思ったが、いなくなった。
受益者が不存在になると大変な税金が
かかることがあります。
たいへん怖い。
あとは、連続先が広がるケース。
相続法が散らばる相続をデフォルトに
しているが、
それを、飛び越える法制だから、
あまり信託する意味が、なくなります。
まあ、財産の物権的権利を確保するには信託が
いいかと思いますが。
受益者連続には陥穽があり、完整には家族と専門家の
ガップリタッグがマストだというお話しでした。