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家族信託コンサル フレームワーク70 その2

家族信託コンサル フレームワーク70 その2

7.”定期的モニタリングサービス”です。“レギュラー モニタリング サービス”と私は呼んでいます。信託は長期に渡るため、私のお客様の信託組成平均年齢70歳ですが、70歳からあと30年あります。そうするとご自身と家族、あるいは財産の状況は刻々と変わっていくため、年に1回、あるいは有価証券であれば年に2回、状況の確認をします。私どもは不動産なので、年に1回か2年に1回状況の確認をします。例えば近くにあったショッピングモールが無くなったり、大学が無くなったりして、不動産の収益が悪化するような原因が発生していないかという、経済状況の確認です。あるいは家族で結婚しないと思っていた人が結婚したり、結婚していた人が離婚したり、いろいろ状況は変わります。そこで信託契約や財産管理方法、信託の目的が変わっていくかもしれません。そこに信託を合わせていく必要が出てきます。状況の確認を定期的にすることは、双方のメリットになります。「そんなのいらないですよ!」という方とお付き合いすることは、あまりないです。ただIFA・FPの方々がそこをしっかりやっていただけるケースが増えてきたので、われわれはそこをお任せしても良いかなと思います。

8、9、10は、いろいろな切り口があるということでおいておきます。

11.士業のリーガルサービスと信託財務コンサルティング”です。FP・IFAの方々が信託をビジネスにすることと、士業がビジネスにすることは、似て非なるものです。ライフプランをプラットフォームにして家族の合意形成にコミットしていくことが、一番必要です。これを信託財務コンサルティングと私は呼んでいます。これは財務の知見と経験のある方にやっていただくほうが、スムーズです。ただ士業である私どもは、一生懸命にそちらにも取り組もうと頑張っています。IFA・FPの方々が、きちんとコンサルティングフィーをいただきながら継続的に関与する中で、われわれがスポットで入っていくという役割分担・責任分担が理想だと思っています。これは十分可能だと思います。

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